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【ご報告・老健医療の重要な役割を共有】 山梨県立大学看護学部・老年看護学実習(前期)が終了いたしました 2023/07/04

 今年度は、3年ぶりの臨地実習の受け入れとなりました。
 
 実際の現場に足を運び、直接利用者様と関わりながら学ぶことで、教科書や座学だけでは得られない多くの学びがあったことと思います。また、私たちもカンファレンスや記録を通じて、学生さんたちならではの価値観や考え方に触れ、新鮮な思いと新たな視点を得ることができ、双方にとって大きな学びのある実習となりました。
 
 さらに、以前から実施していたオンラインでの「生活の場における医療について」のセッションも、小林施設長と本田看護主任の指導のもとで実施しました。
 学生さんたちの個々の捉え方はさまざまであり、毎回新たな質問や感想があり、そこから新たな発見も得られました。
 
 学生さんたちからは、老健の役割が「在宅復帰や病院と在宅の中間施設」と掲げている一方で、看取りをおこなったり、できるだけ病院への移動を避け、生活の場での治療を提供している当施設の現状に戸惑いの声もありました。
 
 しかし、超高齢の利用者様や特に認知症を抱える方にとって、環境を変えることは多大なストレスや身体的・心理的な負担となり、日常生活能力(ADL)の低下や認知症の進行にも影響を及ぼすケースが多いことから、ほとんどのご家族が病院受診を希望せず、慣れた環境での治療を望んでいる現状を伝えました。
 
 また、利用者様とともに高齢となられたご家族様にとっても、病院への移動や治療は大きな負担と考えられます。私たちは施設看護師として、ご家族様の意向を尊重することも重要な役割としています。さらに、施設内での治療は地域医療への貢献にもつながっているということを伝え、社会的に重要な役割を果たしていることを理解していただけました。
 
 この実習期間で学生さんたちが得たものは、ただのスキルや知識だけではないと思います。
 実際に利用者様とかかわることでしか得られない深い学びや気づきを大切に、今後はさらなる学びと成長を追求し、看護師として道を進んでいただくことを願っています。
 
 実習指導者:看護部長 井上みち子
       看護主任(認知症看護認定看護師) 本田綾美
 

【コロナ関連・緊急連絡】 7月3日(月)通所リハビリご利用者1名が、新型コロナウイルスに感染していることが判明しました 2023/07/03

【経緯】
 本日、ご利用者様が医療機関での抗原検査の結果、新型コロナウイルス陽性が判明しました。
 
 ご利用者様の最終ご利用日は、6月27日(火)です。
 
 現時点では、ご利用者様および職員には感染症を疑うような症状の方はおりません。

 新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に変わりましたが、感染力は依然と強く、決して油断できる状況ではありません。
 
 引き続き、感染対策・感染拡大防止に全力で取り組み、ご利用者様と職員の安全を確保してまいります。ご協力を重ねていただきますようお願い申し上げます。
 
 ご不明な点がございましたら、施設にお電話いただきますようお願いいたします。
 

【重要な事務連絡】 介護保険『負担限度額認定』更新申請の手続きをお願いします 2023/06/07

 この度、介護保険負限度額認定証の更新申請について重要なお知らせがございます。
 
 現在、お持ちの介護保険負担限度額認定証(食費・居住費の利用者負担軽減)の有効期限は、2023年(令和5年)7月31日までとなっておりますので、予めご了承ください。
 
 引き続き負担限度額認定証の更新を要する場合は、ご利用者様の住所地である市町村へ直接申請手続きをしていただく必要がございます。
 
 ご多忙の折、恐れ入りますが、対応いただけますようお願いいたします。
 ご不明な点やお困りの場合がございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。
 

【コロナ関連・ご報告】 ご入所者の皆様および通所リハビリご利用者の皆様へ・・・新型コロナウイルスワクチン『令和5年春開始接種』は、安全に終了いたしましたことをご報告いたします 2023/06/01

 当施設では、この度のワクチン接種プログラムを、ご入所者の皆様および通所リハビリご利用者の皆様の健康と安全を最優先に考え、順調に進めることができました。
 副反応等の報告もなく、経過は順調であるとの報告を受けておりますので、ご安心ください。
 
 さて、関東甲信越も間もなく梅雨入りとなります。
 曇りや雨の日が多く、蒸し暑い日が続くことが予想されます。
 晴れて厳しい暑さが続く夏の時期はもちろんですが、湿度が高い梅雨の時期においても熱中症に注意が必要です。
 
 私たちは引き続き、換気を徹底し、室内の風通しを良くすることで室温を涼しく保ち、新型コロナウイルス感染症と熱中症の両方に対する予防策を効果的に実施してまいります。
 
 今後も皆様の健康と安全を大切にしながら、安心して過ごせる環境を提供するために、最善の努力を惜しまず取り組んでまいります。
 
 引き続き、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
 

【ご報告・表彰】 当法人の理事長である医師の高相和彦先生が「令和4年度山梨県医師会会員功績表彰」を受賞しました 2023/05/30

 このたび、当法人の理事長である高相先生が、長年にわたる医療現場での貢献と地域社会における医療の進歩に対する取り組みが評価され、山梨県医師会より表彰されましたことをご報告申し上げます。
 
 高相先生は、1968(昭和43)年に東北大学を卒業後、1974(昭和49)年から2007(平成19)年まで県立中央病院でご活躍され、その後も厚生連健康管理センターで勤務されています。 
 昭和から平成、そして令和の時代へと移り変わる中、医師として常に医療の最前線で活躍されてこられました。
 
 当施設には2008(平成20)年からお力添えをいただいておりますが、現在は施設長の小林先生と2人体制で医療面を支えくださっています。ご利用者様やご家族様からは絶大な信頼をいただいており、感謝の気持ちでいっぱいです。
 
 当施設にとってかけがえのない存在である先生方が、このような賞を受けることは、大いに喜ばしいことであり、心から先生方に感謝したいと思います。
 
 【受賞者の言葉】
 このたび、山梨県医師会より「令和4年度功績表彰」を受賞できましたことを、皆様にご報告申し上げます。
 
 これまで多くの方々と関わらせていただき、皆様方のご支援やご協力がなければ、このような成果を得ることはできませんでした。
 この受賞は私個人ではなく、チームの同僚や患者様、ご利用者様との共同成果でもあります。共に努力し、支え合い、学び合う環境に恵まれていることを実感し、支えてくださった皆様の存在を改めて感じることができました。
 
 先ずは、より一層の努力と情熱をもって医療福祉の分野で活動し、今後もご利用者様への最高の医療・ケアを提供することをお誓いいたしました。
 この受賞を励みに、地域医療の発展に向けて全力で取り組んでまいります。また、今後もスタッフ一丸となり、皆様のご期待に応えられるよう「選ばれる施設」を目指して事業を推進していく所存です。
 
 最後になりますが、このような名誉をいただくことができましたことを改めて感謝申し上げます。
 今後も何とぞ末永いご指導、ご鞭撻のほど心からお願いしたします。
 
 医療法人共生会 理事長(医師) 高相和彦
 

【ご報告・老健の存在意義を再認識】 全国老人保健施設協会主催の「老健施設未来ビジョンワークショップ」に参加してきました(5月19日~20日) 2023/05/24

 東京の有明で、未来を担う若手スタッフを対象とした全国老人保健施設協会主催のワークショップが開催され、私、施設長の小林美有貴が参加してきました。
 
 同協会の会長や副会長の講演、そして公衆衛生学教授の特別講演を拝聴し、その貴重なお話をもとに全国各地の老健施設・多職種の方々と意見交換を行いました。
 
 私が所属したグループは、青森県・千葉県・東京都・山梨県・京都府・広島県・福岡県の施設で構成され、地域性や施設の特色も幅広く、果たす役割や求められるものが多岐にわたることを実感しました。
 
 「介護老人保健施設」は在宅復帰を目指す施設であり、本来の役割をきちんと担っている施設もたくさんありました。「ご利用者様が家に帰られた時の“喜んだ笑顔”を糧にして、一生懸命在宅復帰を支援している」という思いを強く学び、在宅復帰という本来の役割も大切にしなければいけないことを心に刻みました。
 
 また、当施設のような「軽症~中等症の急性期の病気(肺炎・尿路感染症・蜂窩織炎・胆管炎・心不全・脳梗塞・脳出血など)」から「慢性期の病気(高血圧・糖尿病・慢性心不全・慢性腎不全・認知症など)」まで対応し、ほとんど病院へ行かずに最期のお看取りまでさせていただく「自己完結型の施設」もあります。
 他県でも同じ方針で運営されている施設があることも励みとなり、地域やご家族様のニーズにおこたえするという意味で、当施設の存在意義を再認識しました。
 
 今回、多様な地域性と特色を持つ施設同士の意見交換において、互いの地域の魅力や特徴、課題について学び合うことができ、大変有意義な機会となりました。
 
 これからも「介護老人保健施設」には、様々な役割が求められます。
 ご利用者様やご家族様の求めていらっしゃるものに沿うように、また「治療からお看取りまで自己完結型の施設」として地域の医療に貢献できるよう、スタッフ一同精進してまいります。
 
 皆様に「NAC湯村で良かった」と仰っていただけるよう、全力を尽くしてまいります。
 
 施設長・医師 小林美有貴
 

【面会時のお願い・二重マスク着用】 対面面会の入館時には、新しいものを外側にした二重マスクの徹底をお願いします 2023/05/24

 ご高齢者をお預かりする当施設では、免疫力や抵抗力が低いご入所者様が重症化するリスクが大きく、職員も出勤時には新しいマスクを外側に着用した二重マスクの徹底を行っております。
 
 その理由は、入館するまでに着用しているマスクの外側にはウイルスが付着している可能性があるためです。
 
 面会で来所されるご家族様にも同様に、入館時には施設でご用意しております新しいマスクを外側に着用していただきますようよろしくお願いいたします。
 
 面会される方々も外部からの入館のため、ご入所者様と安心・安全な直接面会していただくための条件として、ご理解とご協力をお願いいたします。
 

【コロナ関連・緊急連絡】 5月16日(火) 施設職員1名の新型コロナウイルス陽性が確認されました 2023/05/16

 当該職員の最終出勤日は、5月15日(月)です。
 
 現時点では、ご利用者様、職員ともに感染症を疑うような体調不良者はおりません。
 健康観察期間中は、体調変化に注視してまいります。
 
 新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に変わりましたが、感染力が弱まるわけではなく、決して油断できる状況ではございません。
 
 今後も気を緩めることなく、感染対策・感染拡大防止の継続徹底に取り組んでいきますので、引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます
 
 ご不明な点がございましたら、施設にお電話いただきますようお願いいたします。
 

【対面面会再開・直接会える喜び】 5月8日(月)より再開している『対面面会』は、ご入所者様もご家族様も大変喜ばれております 2023/05/16

 当施設での対面面会は、2021年11月以来、約1年半ぶりに再開しました。
 入所されている各フロアで、久しぶりに直接会われるご入所様とご家族様・・・お互いを心配されるご家族間の絆は変わりません。
 
 ご入所者様の「元気だった〜」と嬉しさいっぱいの笑顔が素敵です。
 終始にこやかな表情で会話が弾んでおります。
 
 ご家族様からも「窓越しの面会と違って本人の表情がすごく良かったです」「やはり直接会えるのは嬉しいです」という喜びのお声が聞かれております。
 
 私たち職員も、ほほえましい再会の瞬間を見守ることができ、感慨無量です。
 「直接会える」ということが、いかに喜びとなり大切なことか再認識させていただいております。
 
 また「母が入所してから実際に生活している環境を今回初めて見ることができ、とても新鮮でした」といったご家族様のお声からは、あらためてコロナ禍の制限による影響が大きかったことを深く感じております。
 
 ご入所者様の中には、コロナ禍前からご家族と直接会っていない方が、まだまだ多くいらっしゃいます。
 現在は段階的な緩和とさせていただいておりますが、ぜひ皆様のご予約を心よりお待ちしております。
 
 今後もコロナ感染症の不安はまだ残りますが、少しずつ本来の面会の形に戻していければと考えております。

【コロナ関連・緊急連絡】 5月11日(木) 施設職員1名の新型コロナウイルス陽性が確認されました 2023/05/12

 当該職員の最終出勤日は、5月11日(木)です。
 
 現時点では、ご利用者様、職員ともに感染症を疑うような体調不良者はおりません。
 健康観察期間中は、体調変化に注視してまいります。
 
 新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に変わりましたが、感染力が弱まるわけではなく、決して油断できる状況ではございません。
 
 今後も気を緩めることなく、感染対策・感染拡大防止の継続徹底に取り組んでいきますので、引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げます
 
 ご不明な点がございましたら、施設にお電話いただきますようお願いいたします。