ブログ
Blog

【日本の“おいしい”をめぐる旅】 海の仕事がごちそうになる日|三重・てこね寿司2026/02/09

 ひと口食べれば、潮の香りと人の営みがふわりと広がる——
 三重県・志摩地方の漁師町で生まれた郷土料理「てこね寿司」は、海とともに生きてきた人々の知恵が詰まった一品です。
 
 その名の由来は、漁の合間に船上で獲れた魚を手早くさばき、“手でこねる”ように混ぜわせたことから。
 気取らず、飾らず、それでいて忘れられない味わいは、時代を越えて受け継がれ、今では「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれ、三重を代表する味として親しまれています。
 
 主役は、新鮮なマグロ。
 醤油ベースの特製ダレにしっとり漬け込み、やさしい酸味の酢飯と合わせます。
 仕上げに大葉や生姜、海苔を添えれば、香りと後味に奥行きが生まれ、最後のひと口まで飽きさせません。
 素材の旨みを活かした素朴で奥深い味わい——それが、てこね寿司の魅力です。
 
 マグロやお寿司は、当施設でも特にご好評をいただく人気メニュー。
 今回も
 「楽しみにしていました」
 「今日は特別ですね」
 「旅をしているみたい」
 と、うれしい声が多く聞かれました。
 
 三重の海と、そこに暮らす人々が育んだ郷土の味。
 お食事の時間が、まるで旅先に立ち寄ったかのような、心が弾むひとときになりますように。
 
 管理栄養士 小池

参考記事:てこね寿司特集!志摩地方の郷土料理を楽しめる4店舗をご紹介 | 特集 | 観光三重(かんこうみえ)