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【2025敬老の日】 祝福の舞とともに讃える百寿の輝き|人生を彩る節目を、皆で分かち合う特別な一日2025/09/25

 このたび敬老の日を迎えられた皆様へ、心よりからの祝福と感謝を申し上げます。
 
 私たちの施設では、平均年齢が90歳を超える方々が穏やかに過ごされています。
 それは「長生き」以上の意味を持ち、一人ひとりが歩んできた努力と忍耐の軌跡そのものです。
 時代の荒波を越え、人生の四季を生き抜いてきた皆様は、私たちに「生きることの尊さ」と「未来への希望」を教えてくださいます。
 
 今年は特に、100歳という大きな節目「百寿」を迎えられた3名の利用者様を表彰いたしました。
 
 ――百年を生きるということは、「歴史そのものを体現する」ということ。
 戦争や震災、社会の変化を生き抜き、百年の物語を紡がれてきた姿は、まさに「生きる力の象徴」と呼ぶにふさわしいものでした。
 その存在感は会場にいる誰もを魅了し、心に深い余韻を残しました。
 
 また、当日はすべての利用者様に、ささやかながら感謝の気持ちを込めた記念品(靴下)を贈呈しました。
 「足取り軽く、これからも一歩一歩を楽しんでいただきたい」そんな願いを込めた贈り物です。
 
 メインイベントでは、「若藤会」の皆様5名をお迎えし、6曲にわたる華やかな舞踊を披露していただきました。
 しなやかで力強い舞は、まるで心に咲く花のよう。
 衣装の彩りが会場を華やかに染め上げ、息の合った所作は観る人の心を揺さぶり、会場は感嘆の声と惜しみない拍手で包まれました。
 「舞踊が空気を変える瞬間」を、私たちは確かに体感したのです。
 
 「百歳まで生きてきて、こんな素晴らしい舞踊を見られるなんて思わなかった」
 そう語った利用者様の一言は、会場全員を包む感動の余韻となり、誰もが心の奥に刻みました。
 
 私たち職員にとって、皆様の笑顔は何よりの宝物であり、明日への力となります。
 これからも、健やかで笑顔あふれる毎日を過ごしていただけるよう、心を込めて支えてまいります。
  
  当日の様子はギャラリーに掲載しております。
ぜひご覧いただき、会場にあふれた温かな拍手と感動の余韻を一緒に感じていただければ幸いです。
  https://www.nac-yumura.com/gallery/#n1001300

  ※お詫びとご報告
 
 感染症対策を継続していた関係で、2階の入所者様には今回の催しにご参加いただけませんでした。その代わりとして、9月24日(水)に「お楽しみ会」を『2階敬老会』と位置づけ、記念品の贈呈や皆様で歌を楽しむひとときを設けました。

 今後も入所者様の安全と健康を最優先に取り組んでまいりますので、どうぞご安心ください。 

 4階介護 長田涼斗

【通所リハビリ敬老会2025】 人生の歩みに拍手を|長寿を祝う敬老会2025/09/20

 9月10日(水)、NAC湯村のフロアは、いつもより少し特別な空気に包まれていました。
 今日は——ご利用者様の長寿を祝い、感謝を伝える「敬老会」の日。
 
■表彰のひととき
 名前を呼ばれたご利用者様が前に立つと、自然と拍手が湧き起こります。
 96歳、97歳、98歳、99歳——積み重ねてきた年月は、言葉以上の存在感を放ちます。
 
 「長生きの秘訣は?」と尋ねると、返ってきた答えはどれもシンプルで深いもの。
 「よく食べること」「無理をしないこと」「よく笑うこと」「自分でできることはすること」。
その一言一言に、みんながうなずき、心がじんわり温かくなりました。
 
■歌がつなぐ時間
 スタッフからの贈りものは、『青い山脈』の歌♪
 懐かしいメロディが響き渡ると、思わず口ずさむ声、リズムに合わせた手拍子が広がり、気づけばフロア全体が大きな合唱団のようにひとつになっていました。
 その光景は、時を越えてみんなをつなぐ“歌の力”を感じさせる瞬間でした。
 
■心を込めた贈りもの
 最後にお渡ししたのは、靴下のプレゼント。
 「ありがとう」と笑顔で受け取ってくださる姿に、私たちスタッフの胸も熱くなります。
 ただの贈りものではなく、「これからも元気に歩んでほしい」という願いを込めた一足。
 その気持ちがしっかり届いたことを感じられました。
 
「敬意と感謝を込めて・・・」
 今日の敬老会は、私たちスタッフにとっても大切な学びの時間でした。
 積み重ねてきた日々が今の笑顔につながり、その笑顔がまた未来を照らしていく。
 
 長寿の皆さまの存在そのものが、私たちの希望であり、力です。
 これからも、共に笑い、共に支え合いながら、歩んでいきましょう。
 
 画像は、ギャラリーでお楽しみください。
 https://www.nac-yumura.com/gallery/#n1001290

 通所リハビリ 堀内

【郷土グルメで旅気分】 名古屋めしの真髄!コク旨「味噌カツ丼」で特別な昼ごはん!2025/09/11

 今月ご紹介する“ふるさとの味”は、愛知県名古屋が誇るソウルフード「味噌カツ丼」!
 「食べた瞬間、口の中に幸せが広がる」そんな声が聞こえてきそうな、ごちそう感満点の一品です。
 
 揚げたてサックサクのトンカツに、八丁味噌ベースの特製ダレをたっぷりかけて。
 噛むたびにジュワッと広がる香ばしさと、奥深くまろやかなコク…
 まさに「名古屋の情熱」を感じる味わいです。
 
 名古屋の味噌ダレは、赤味噌に砂糖やみりんを加えてじっくり煮詰めた「黄金比の味わい」
 甘辛さとほろ苦さが絶妙にとけあい、ごはんとの相性は言うまでもなく“最強”のひと言。
 
 味噌文化が根付く名古屋では、日常の食卓はもちろん、「今日はちょっと特別な日にしたい」そんなときにも登場する心あたたまるごちそうです。
 
 「その土地の味は、その土地の暮らしを映す鏡」
 郷土の味を楽しむことで、その地域の風土や想いにふれることができます。
 
 私たちが大切にしているのは、「おいしさ以上のぬくもり」を届けること。
 これからも、全国各地の「ふるさとの味」に出会えるひとときをお届けしてまいります♪
 どうぞお楽しみに!
 
 管理栄養士 小池
 

【残暑を乗り切るひととき】 つるんと涼味、懐かしのところてんで笑顔いっぱい2025/09/08

 夏の名残を感じつつも、まだまだ続く厳しい残暑。
 そんなときこそ、体も心もさっぱりと潤すおやつの出番です‼
 
 今回ご用意したのは——昔懐かしの「ところてん」
 冷たくつるんとした喉ごしは、ひと口で涼を運び、思わず「もう一杯!」と声があがるほどの軽やかさ!
 爽やかな酢しょうゆに、ピリッと辛子を添えて。
 青のりの香りがふわりと重なる瞬間、口いっぱいに広がるのは懐かしさと新鮮さのハーモニー!
 しかも今回は倍量を用意して、おかわり自由!
 専用の突き器を使い、自分の分を自分で押し出す体験も楽しんでいただきました。
 
 「作る楽しさは、食べる楽しさの倍になる」
 利用者さまからはこんな声が——
 「懐かしくて嬉しい!」
 「昔はお祭りでところてんがふるまわれてね、それが楽しみだったんだよ!」
 「けっこう力がいるんですね!こうやって作るんだ…」
 「一気に思いきり押すと気持ちいいね!」
 
 普段はなかなか体験することのない“突き作業”は新鮮そのもので、懐かしい思い出話を呼び覚ましながら、会場は和やかな空気に包まれました。
 
 残暑を彩る昔ながらの涼味。
 思い出とともに味わうおやつは、栄養だけでなく心にも活力を届けてくれます。
 これからも、皆様と一緒に季節の味わいを楽しみながら、元気に日々を重ねていきたいと思います!
 
 画像は、ギャラリーでお楽しみください。
 https://www.nac-yumura.com/gallery/#n1001282

 食支援委員会 小林