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【6月30日の行事食】 半年の節目にいただく、願いの一膳|夏越ごはんを提供しました2026/06/30

 本日の昼食は、季節の行事食「夏越(なごし)ごはん」を提供しました。
 
 6月30日は、1年のちょうど折り返しの日。
 この日に行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」は、半年間の穢れ(けがれ)や災いを払い、残り半年を元気に過ごせるよう願う、日本の伝統行事です。
 神社では、茅(ちがや)で作られた大きな輪「茅の輪(ちのわ)」をくぐり、心身を清める風習が今も大切に受け継がれています。
 
 その行事にちなんで考案されたのが、「夏越ごはん」です。
 雑穀ごはんの上に、夏野菜を使った丸いかき揚げをのせ、茅の輪をイメージした一品。
 見た目にも涼やかで、夏の始まりを感じられる行事食です。
 
 当施設では、ゴーヤ・玉ねぎ・パプリカなど、彩り豊かな夏野菜を使用しました。
 ほろ苦いゴーヤ、甘みのある玉ねぎ、鮮やかなパプリカが合わさり、ひと口ごとに夏らしい味わいが広がります。
 さらに、別添えの大根おろしをかけることで、揚げ物でもさっぱりと召し上がっていただけるよう工夫しました。
 暑い時期でも食べやすく、食欲をそっと引き出してくれる献立です。
 
 「今日はいつもと違うご飯だね」
 「夏らしくて彩りがきれい」
 「さっぱりしていて食べやすいね」
 といった声も聞かれ、季節を感じながら食事を楽しんでいただくことができました。
 
 食事は、栄養を摂るだけの時間ではありません。
 季節を感じること。
 昔からの行事を思い出すこと。
 そして、誰かと同じ食卓を囲みながら「おいしいね」と感じること。
 その一つひとつが、日々の暮らしを少し豊かにしてくれます。
 
 これから本格的な夏を迎えます。
 暑さに負けず、皆さまに元気に過ごしていただけるよう、これからも季節感と行事の意味を大切にした食事をお届けしてまいります。
 
 管理栄養士 小池
 

【雨音に祝福をのせて】 6月生まれの皆様へ|紫陽花の季節に、笑顔あふれる誕生日のひととき2026/06/30

 しっとりと降る雨に紫陽花が美しく色づき、木々の緑が日に日に深まっていく6月。
 雨音さえもやさしい音色に感じられるこの季節は、どこか心を落ち着かせ、穏やかな気持ちにさせてくれます。
 
 そんな初夏の訪れを感じる中、6月生まれの皆様のお誕生日をお祝いしました。
 今月は、入所者様5名、通所リハビリ利用者様4名、あわせて9名の皆様が、新たな一年の節目を迎えられました。
 
 会場では、スタッフや周囲の皆様から「おめでとうございます」の声が響き、手拍子と笑顔に包まれた、あたたかなバースデーセレモニーとなりました。
 
 少し照れたようにほほ笑まれる方、うれしそうに拍手を返してくださる方、静かに「ありがとう」と言葉を添えてくださる方。
 その一つひとつの表情に、これまで歩んでこられた人生の深みと、今日という日を迎えられた喜びが感じられました。
 
 「元気にまた一年過ごしたいね」
 「みんなに祝ってもらえてうれしいね」
 そんな何気ない言葉が、これまでの日々を大切に振り返り、これからの毎日に小さな希望を灯す日でもあります。
 
 6月生まれの皆様の笑顔は、雨上がりの空に差し込む陽ざしのように、周囲の人の心まで明るくしてくれました。
 
  ♪♪ お誕生日おめでとうございます ♪♪
 
 皆様のこれからの一年が、健やかで穏やかに、そしてたくさんの笑顔と幸せに満ちた日々となりますように。
 
 雨上がりの空にかかる虹のように、心晴れやかな時間を、これからも皆様と一緒に重ねてまいります。
 スタッフ一同、心よりお祝い申し上げます。
 
 行事委員会
 

【日本各地の食文化をめぐる旅】 湯気までごちそう|群馬県の郷土料理「おきりこみ」を味わう2026/06/12

 今月ご紹介する郷土料理は、群馬県で古くから親しまれてきた「おきりこみ」です。
 
 群馬県は、全国でも有数の小麦の産地として知られています。
 その土地で育った小麦を使い、平たく太めに打った麺を、大根、さといも、にんじん、きのこなどの野菜と一緒に、鍋でじっくり煮込んで作る郷土料理です。
 
 湯気の立つ鍋の中で、もちもちとした麺に野菜の旨味がしみ込み、ひと口食べると、どこか懐かしいやさしい味わいが広がります。
 
 「おきりこみ」という名前は、麺を打ったあと、包丁で切りながら、そのまま鍋に入れて煮込んだことに由来するといわれています。
 まさに、暮らしの中から生まれた家庭料理。
 忙しい日々の中でも、家族みんなで温かい鍋を囲む情景が目に浮かびます。
 
 山梨県で親しまれている「ほうとう」にも似ていますが、おきりこみは味噌味だけでなく、醤油ベースの汁で作られることも多いのが特徴です。
 野菜の甘み、だしの香り、麺の食べごたえが重なり、素朴でありながら満足感のある一品です。
 
 寒い季節には、体の芯からぽかぽかと温まる一杯に。
 そして暑い季節には、汗をかきながら食べることで、また違ったおいしさを感じられます。
 
 おきりこみの魅力は、家庭ごとに味付けや具材が少しずつ違うところにもあります。
 地域の行事や集まり場でも振る舞われ、世代を超えて受け継がれてきた群馬県の大切な郷土料理。一杯の中に、土地の恵みと、家族のぬくもりがぎゅっと詰まっています。
 
 今回の献立を通して、群馬県の食文化にふれながら、心も体も温まる時間をお楽しみいただければ幸いです。
 
 これからも、日本各地に伝わる郷土料理を通して、豊かな食文化と季節の味わいをお届けしてまいります。
 
 管理栄養士 小池
 

【じゃがいも栽培記録】 春の畑に願いを込めて|小さな種芋から始まる、笑顔の収穫物語2026/06/03

 やわらかな春の陽ざしが降りそそぐ3月末。
 今年度、施設の畑を活用し、利用者様と一緒に「じゃが芋づくり」に挑戦することになりました。
 
 まだ少し冷たさの残る春の土。
 畑を丁寧に耕すと、固かった土は少しずつほぐれ、ふかふかの畑へと姿を変えていきました。
 今回植え付けたのは、3kgの種芋。
 通所利用者様にも助言をいただきながら、一つひとつ大切に畑へ植えていきました。
 
 「このくらい間隔を空けるといいよ」
 「土はやさしくかけてあげてね」                                                                                                  
 そんな何気ない言葉の中には、長年の暮らしの中で培われた経験と知恵が込められていました。
 
 職員が教える時間ではなく、利用者様から学ばせていただく時間。
 畑には、自然とあたたかな会話が広がっていきました。
 
 土に触れ、種芋を置き、そっと土をかぶせる。
 一見するとシンプルな作業ですが、その一つひとつには、
 「元気に育ってほしい」という願いが込められています。
 
 植え付けから約2週間。
 春の光と雨に包まれながら、土の中から小さな芽が顔を出しました。
 その姿を見つけた瞬間、思わず笑顔がこぼれます。
 
 小さな芽なのに、そこには確かな生命力がありました。
 日を重ねるごとに葉は大きく広がり、畑は少しずつ鮮やかな緑に包まれていきました。
 
 春から初夏へ。
 季節の歩みに合わせるように、じゃがいもも力強く成長していきます。
 
 そして初夏を迎える頃、白く可愛らしい花が咲き始めました。
 「花が咲いたね」
 「もうすぐ大きくなるかな」
 「収穫が楽しみだね」
 そんな会話も自然と増え、利用者様と一緒に成長を見守る楽しみが、日々の中に生まれています。
 
 じゃが芋たちは、太陽の陽ざしと恵みの雨を受けながら、大地にしっかりと根を張っています。
 そして、利用者様のあたたかなまなざしや、職員の見守りもまた、成長を支える大切な栄養のひとつです。
 
 自分たちの手で植え、見守り、育てたじゃが芋。
 そのじゃが芋を味わう日を思い描くと、今から収穫の日が待ち遠しくなります。
 
 小さな種芋に込めた、大きな実りへの願い。
 畑に広がる緑の先には、きっとたくさんの笑顔が待っています。
 
 笑顔あふれる収穫の日まで、もう少し——
 これからも、じゃがいもの成長を利用者様と一緒に楽しみに見守っていきたいと思います。
 
 食支援委員会 小池
 行事委員会     堀内
 

【新緑きらめく祝福の季節】 5月生まれの皆様へ|笑顔が初夏の風になる日2026/06/01

 青空を悠々と泳ぐこいのぼり。
 やわらかな風に揺れる木々の緑。
 まぶしい陽ざしが街を包み込み、季節は春から初夏へとゆっくり歩みを進めています。
 
 生命の輝きに満ちた5月。
 そんな美しい季節のなかで迎える誕生日は、
 まるで 「新しい一年の扉」 がやさしく開かれる特別な瞬間です。
 
 今月は、入所者様8名、通所リハビリ利用者様4名、あわせて12名の皆様がお誕生日を迎えられました。
 
 5月生まれの皆様の笑顔は、初夏の陽だまりのように明るく、周囲を自然と元気にしてくれる不思議な力があります。
 
 ささやかなバースデーセレモニーでは、
 手拍子に合わせて響く「おめでとうございます」の声と、たくさんの笑顔が会場いっぱいに広がりました。
 
 その空間はまるで、
 “やさしさと祝福が風に乗ってめぐる場所” のようでした。
 「ありがとうね」
 「また元気で頑張るよ」
 「みんなに祝ってもらえてうれしい」
 何気ないその一言に、これまで歩んでこられた人生の物語と、これからへの希望がそっと重なります。
 
 ♪♪ お誕生日おめでとうございます ♪♪
 誕生日は、年齢を重ねる日ではなく、
 “人生の大切な思い出がまたひとつ増える日”
 これまで積み重ねてこられた日々への感謝とともに、これからの毎日が、笑顔とぬくもりに包まれた時間となりますように。
 
 新緑の光がやさしく降りそそぐこの季節のように、
 これからも皆様とともに、あたたかく心豊かな時間を重ねてまいります。
 スタッフ一同、心よりお祝い申し上げます。

 行事委員会